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2009年6月22日
*市況
18−8系ステンレス・スクラップの市中価格は6月入り後急上昇している。 6月入り後、中国向け輸出業者がニッケル市況の上昇を反映し12万5千円〜13万円に値を上げ市中から集荷していたが、さらにニッケル価格が6月10日にポンド当たり6.98ドル(トン当たり1万5395ドル)と7ドル寸前にまで上昇したことを受け、14万〜14万5千円に値を上げた。一方、国内向けスクラップ直納業者も15日から輸出向けに対応した形で、値を上げ買いに入った。この間、メーカーの炉前価格は11万円から11万5千円と据え置かれたままだが、何らかの対応策を取るものと予想される。 LMEのニッケル価格の上昇は、中国やアジア市場でステンレスメーカーの稼働率が急回復していること、さらに日本国内でもステンレスメーカーが減産幅を緩和したことがあげられる。しかしその一方で、景気が回復傾向を示したことで投機筋の資金が銅などの非鉄金属、さらに原油、株式市場に流れており、どこまで実需を反映しているのか見極めが難しい。 メーカーのスクラップ在庫については、輸出向け製品を主体に5月、6月と減産幅を緩和したことで、在庫は底を尽き始めたといわれている。その一方で、市中でのスクラップの発生量は前年比5割減の状態が続いており、メーカーが減産幅を緩和すればするほど、スクラップ不足となりそうだ。




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