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2017年11月21日
*市況
 ステンレス・スクラップの炉前価格(工場持ち込み)はLMEのニッケル価格の続騰を受け、11月6日から8日にかけ、ステンレス専業A社、高炉系B社をはじめ、特殊鋼メーカーなど各社揃って5千円の値上げに踏み切り、10月下旬からの値上げ幅は1万円となった。この結果、足元の各メーカーの炉前は15万円前後となった。  LMEのニッケル価格は、10月前半は1万1200j(ポンド当たり5.08j)前後で推移。その後20日には1万2050j(同5.47j)と、今年9月上旬の直近最高レベルの高値に戻した。これを受け、10月23日から特殊鋼メーカーC社や関西地区の納入業者、韓国向け輸出業者などが5千円の値上げに踏み切った。一方、スクラップ在庫に余裕があった専業A社や高炉系B社も11月1日から5千円値上した。  ニッケル価格はさらに11月1日に1万2695j(同5.77j)と、15年9月以来およそ2年3か月ぶりの高値をつけた。今回のニッケルの値上がりは、中国のステンレス需要が堅調に推移、加えてインドネシアの含ニッケル銑鉄の増産ペースの鈍化、さらに電気自動車に使われる電池向けの需要増を見込んだ思惑買いが影響したともいわれている。  こうした中で、メーカーのスクラップの購入意欲は様々だ。高炉系B社系列の直納業者では積極的にスクラップを買い付けている一方、専業A社では「スクラップ在庫が豊富で置き場がないので、そこそこ納入してくれ」と直納業者に訴えているという。同社では子会社で精錬したニッケルを優先的に使用したため、スクラップがヤードに山積みとなった。しかし最近ではスクラップの使用が増えており、月末には余剰分が解消されそう。




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