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2016年6月16日
*市況
6月のステンレス・スクラップの炉前価格はLMEのニッケル価格の下落を受け、5月末に大手高炉系メーカーA社、6月1日からステンレス専業B社がそれぞれ5千円の値下げに踏み切った。特殊鋼メーカーについては1月に工場の爆発事故で操業をストップしていたC社が工場再稼働のため、スクラップを積極的に購入していたが、それも一段落したことで、他の特殊鋼メーカーD社、E社も6日から5千円値下げした。この結果、各メーカーの炉前価格は10万5千円前後となった。なお韓国向けを主体とした輸出商社も5千円値下げした。 スクラップ価格を決定する上で指標となるLMEのニッケル価格は5月初め9500ドル前後であったが、5月末には8400ドル台に下落、足元は8800ドルに若干値を戻してはいるが、炉前への影響はないようだ。 メーカーの4-6月のステンレス生産の状況は、月間22万トン台と低調な動きで推移しており、スクラップを積極的に購入しようとするところはない。消費した分の補充が主体となっているようだ。ただ、国内の発生屑も4月、5月と一段と減少しており、需給は縮小してバランスしている。このため、スクラップ業者の扱い量はピーク比半減するなど経営的に苦しくなり、廃業する業者もあらわれ、先行きも厳しい環境が続きそうだ。




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