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2015年7月18日
*市況
ステンレス・スクラップの炉前価格はLMEのニッケル価格が7月8日に1万0900ドルと月初比1千ドル下落したことを受け、高炉系大手A社が7月1日からの1万円値下げに続き、1万円再値下げし、7月は累計で2万円値下げとなり、炉前価格を約13万円とした。一方、6月に他社比5千円高でスクラップを集荷していた専業B社は7月入り後5千円ずつ2回値下げし、炉前価格は14万5千円前後。またその他の特殊鋼メーカーも5千円ずつ2回の値下げで14万円とした。この結果、炉前価格はメーカーによって13万円、14万円、14万5千円に分かれた。 本来、LMEのニッケル価格が1万1千ドル前後に下落した場合、2万円の値下げがあってもおかしくないが、スクラップが必要なメーカーは値下げ幅を抑えたようだ。 今回のLMEニッケル価格の下落は、ギリシャの債務危機や中国の株式暴落を背景に投機筋がニッケルから離れたもので、先行きについても弱含みで推移する見込み。 4-6月のステンレス生産は月間23万5300トン水準。7-9月についても前期を若干上回る同24万1100トンと月間25万トンを下回る低水準と各メーカーとも慎重な生産体制が見込まれている。このため、18-8系スクラップに対して強い購入意欲を持つメーカーは少ないが、加工工場などで発生する屑が従前比低くなっており、現物不足が価格を下支えしているようだ。




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