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2014年9月5日
*市況
ステンレス・スクラップの9月炉前価格は8月下旬にLMEニッケル価格が1万8805ドルに上昇したものの、その後再び1万8700ドル前後の水準に落ち込んだこともあり、8月価格の横ばいとなりそう。足元の炉前価格は18万2千?3千円前後で、7月以降動いていない。 ステンレスメーカーの大半は8月に夏季減産を実施しており、9月も若干生産量が増えるものの、春先と比べると減産傾向で推移しそうだ。ステンレス専業A社では5月2万7千トン、6月2万8千トンと堅調な生産を続けてきたが、8月は2万2千トン台に低下、9月も2万4千トン前後の水準となりそうだ。特に同社は8月に大幅減産を実施した影響で、スクラップヤードの在庫は満杯。このため、8月26日から29日までの3日間、買い止めを実施したほどだ。他メーカーも一部を除き、スクラップの購入意欲は薄い。また韓国のPOSCOにしても、スクラップ購入に大きな動きはない。 一方、国内のステンレス加工工場では消費増税後の反動減に加え、夏休みで工場の稼働率も低く、スクラップの発生も低水準。従前なら国内発生屑の取り合いになっても不思議はないが、メーカーは減産で静かだ。 LMEニッケル価格は8月下旬に1万8千ドル後半に上昇したが、どうして値上がりするのか悩むところだ。特にLME在庫は8月26日時点で、32万6464トンと7月末比1万トン上昇しており、完全に供給過剰だ。こうした状況からニッケル価格が何時、下落に転じてもおかしくなく、先行きニッケル価格の動向を注視する必要がありそうだ。




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