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2016年2月5日
*市況
新年入り後、LMEのニッケル価格が8300?8700ドル前後で推移する中、中国の景気減速の影響で為替の円高が強まったことで、高炉系や特殊鋼メーカーはステンレススクラップの炉前価格を1月20日から5千円値下げ、さらに専業メーカーも25日から5千円下げ、炉前価格は各社とも11万円に低下した。 今回の炉前値下げ要因は円高進行によるところが大きいが、海外向けも韓国、中国などのステンレス減産でスクラップ輸出が止まっているところから、国内メーカーはスクラップが輸出に流れないと判断し炉前を引き下げた模様だ。 韓国のPOSCOは中国の生産過剰による市況混乱で減産。また中国の鉄鋼業は過剰生産による経営悪化で、民間企業は操業をストップし、煙の出ているのは国営企業といわれている。 ステンレス生産もほぼ同様で、昨年夏場から冬にかけての問屋筋の安売り(換金売り)はストップし、一部のメーカーでは国内向け2月積価格を値上げしたと伝えられている。ただ中国では春節(2月8日)の前には物を買わない風習があるといわれており、販売価格改善の流れとなるかは疑問だ。 いずれにしても、国内のステンレス需要が大きく好転することは期待薄で、生産は月間22?24万トン台で推移するものとみられ、主原料であるスクラップを積極的に購入するメーカーはなく、ニッケルがさらに下落すれば、スクラップ価格も低下するものとみられる。




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