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2016年5月19日
*市況
LMEのニッケル価格は月初の9555ドルをピークにやや下落傾向で推移し、9日には8730ドルと800ドル強下落したものの、ステンレス専業A社が生産量を拡大、特殊鋼メーカー3社が生産量を維持するためスクラップの購入意欲が強く、炉前価格の値下げは見送られている。足元の炉前価格は11万円前後で、各社とも横並びの状況。 LMEのニッケル価格は4月は8380ドルでスタート。その後は上向き傾向となり、4月21日には9429ドルをつけるなど9千ドル台で推移。この間、ステンレス専業A社、高炉系B社などは4月中旬に値下げした分を値戻しし、各社横並びの11万円となっていた。ところが、5月連休明け後にニッケル価格が下落したことで、炉前価格の引き下げも考慮されるところだが、国内発生スクラップが一段と減少しているため炉前価格に手をつけられず、横ばいで推移している。 スクラップの発生量は3月、4月、5月と減少傾向にある。こうした中で、専業A社は月間2万5千トンの高水準生産を継続する予定であり、使用量の少ない特殊鋼メーカーも一定の生産量を確保するため値を下げる気配はないのが現状。ただ高炉系B社はスクラップの配合比率を落とし、フェロニッケルに切り替える動きがみられ、スクラップの需給はマッチしている。いずれにせよ、スクラップの炉前価格はLMEのニッケル価格の動向次第。実需面からみると、先行きニッケル価格が上がる要素は少なく、炉前価格は弱含みで推移しそうだ。




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