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2015年4月21日
*市況
 ステンレス・スクラップの炉前価格は、4月入り後も1万2千j台半ばで推移したことを受け、高炉系メーカーA社が6日から5千円の値下げを実施、他の特殊鋼メーカーなどもこれに追随し、10日から13日にかけて5千円値下げし、3月末比では5千円ずつ2度の値下げとなった。ただ専業メーカーB社に関しては4月は増産を計画、スクラップの手持ち在庫が少なく、集荷の必要性があり、値下げは月初の5千円1回に止めた。この結果、炉前価格は14万5千円前後から15万円程度となっている。LMEのニッケル価格は主要用途であるステンレス生産が世界的に芳しくないことで、1月平均が1万4771j(ポンド当たり6.70j)、2月平均1万4535j(同6.59j)、3月平均1万3746j(同6.24j)と月を追うごとに価格が低下。特に4月入り後は1万2500j(同5.70j)前後に落ち込み、09年5月以来、約6年ぶりの安値水準に止まっている。ドル高に加え、LMEの在庫が43万2千dと過去最高水準にとどまっていることが影響した。ステンレス生産は夏場の電気料金高、炉修を控えての前倒し生産があるものの、4−6月期は月間23万4900dと減産ムード。メーカーによってはスクラップの購入意欲が高いところもあるが、大半は消費分の補充。一方、ステンレス・スクラップの発生量は加工工場の操業率が落ちているのか、ピーク比の3分の1程度。メーカーに購入意欲があっても発生量が少なく、なかなか集荷できない。このため、スクラップの直納業者などは取引量の縮小で、頭を抱えているのが現状だ。




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