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2014年9月19日
*市況
ステンレス・スクラップの炉前価格は、ステンレスメーカー各社にスクラップを積極的に購入する姿勢が見られず、加えてLMEニッケル価格が瞬間的に月初比1千ドル以上値上がりしたものの、中旬には再び月初の水準に戻ったことで、炉前価格に動きがなく、足元18万2千円?3千円を継続した。 LMEニッケル価格は9月1日1万8660ドルでスタート。4日にインドネシアと並ぶニッケル鉱石産出国のフィリピンで、環境天然資源相が「政府として鉱石輸出の禁止に向かうべきだ」と発言し、国内での鉱石加工促進を狙って提出された輸出規制法案を支持する考えを示した結果、ニッケル価格が8日には1万9740ドルに上昇。しかし同法案の成立が不透明であることなどを背景に価格は沈静化し、10日には月初並みの水準に戻った。一方、ステンレス生産は8月と同様に減産ムード。そのため、専業メーカーA社は8月末に買い止めを実施したが、スクラップの在庫ヤードは満杯のまま。また他のメーカーもほぼ同様で消費した分を補充するといった傾向。また海外向けも韓国POSCOに積極的な動きはない。また国内発生スクラップも8月に続き、9月も減少傾向で推移しているが、メーカーに購入意欲がなく、スクラップの直納業者などは開店休業状態。 メーカーは原料やエネルギーコストの上昇などを受け、今年4月以降4万5千円の製品値上げに踏み切っているが、その浸透はゆるやか。そのため、メーカーサイドでは製造コストの引き下げに注力しており、ニッケル価格が1万8千ドルを割り込むようだと、直ちに炉前価格も引き下げられる可能性がある。




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