2021年1月12日

年明けより国内ミル揃って5円上げで出揃い、輸出シッパーについても10円上げという事で昨年11月の状況に戻った。但し、現在市況をけん引しているのは輸出シッパーではなく、中部地区の特殊鋼メーカーになっている。中部地区が表向きは国内ミルと同水準であるが裏でかなりの単価がついている模様で、その影響が関東にまで出始めている。
中国の輸入解禁により中小の中華系業者についても活発に購入をし始めている。当面は中部地区のミルと中華系業者の動向に目が離せなそうである。