2021年05月31日

5/31市中状況
まさに青天の霹靂というしかない状況が先週であった。LMEが17000ドルを切るかという状況で国内ミルを含めて各業者間でも値下がりは時間の問題という認識で統一されていた。しかしながら大手輸出シッパーが値上げ、しかも10円という暴挙に近い行動に出た。集荷がかなり悪く、インパクトのある行動が必要だったのだろうが、結果他のミルも追随でその効果は限定的になってしまった。その後LMEも値戻しして、今となってはそれ程インパクトのある価格とは言えなくなてしまった。但しこれ以上の値上げは暫くは見込めないとは思える。