2021年09月07日

月が替わっても状況は大きくは変わらない。LMEを指標するというよりも全て購入先(輸出シッパー・国内ミル)の需給によって市況は動いている。表の値段と裏の値段が絡まり、相変わらずどこが中心値なのか分かりづらい状況である。最近の傾向として国内ミル主導ではなく、輸出シッパーが仕掛けて国内ミルが即座に追随するという従来型の形式に戻ってきている。スクラップ流通量があまり多くないというのもこの狂騒曲に輪をかけている。