2022年06月28日

値下げの勢いが止まらない。台湾や韓国向けの今迄市況をけん引してきた大小の輸出シッパーが完全に買い気を喪失している事が大きなポイントである。一説には在庫の抱えすぎや資金繰り的な問題も取りざたされているが、長期にわたる荷止めや、急激な値下げにて、市中相場の値下げけん引役となっている。国内ミルについては基本的な需要は変わらないが、輸出向けであった玉の吸収まではいかないことが現在の荷余り状態を生んでいる。ごく近いうちに200円も切ってくるのは間違いない。