2022年12月12日

12月に入り、LMEが安定しない。乱高下の後、ジリジリと値を上げてついには3万ドル迄来てしまっている。しかしながら一部高値期待の声はあるも、市中は冷静に受け止めている。それはLMEが指標としての価値が薄らいでいる証拠であろう。実際市況は思ったほど上げ基調ではない。勿論下げは無いものの急激な上げもない。中華系の旧正月明けの2月高騰期待論やポスコ再開での大手輸出シッパーの高値買い等、様々な噂話が出ているが、どれも未だ信憑性に欠ける。あまりその手の話に一喜一憂しない方がいいだろう。