2023年08月28日

海外輸出向けがこぞって価格を5円程上げてきた。そこにはインド・中国・台湾等がある。LMEの若干の回復と円安の影響はかなり大きい。ただでさえ発生量が少ない中、この状況で、様子見であればいいが、抱えている先にとっては、そろそろ過去に仕入れた玉の簿価に見合う価格になりつつあるので、そこで滞留していた玉が放出される可能性も高い。となると相当な数量が海外に抜けていくことになる。しかしながら国内ミルにはこの動きに歯止めをかける程の勢いは無い。