先週からLMEが下落の一途を辿っていたが、それに呼応したかは不明だが、大手韓国向けシッパーが5円の値下げを発表した。先月から強くもない状況でじりじりと価格は上昇していたが、国内外の需要家の勢いはやはりパッとせずに、数量の削減は必須の事項となっているのだろう。結果的に円安ではあるものの数量のカットに耐え切れず、価格を下げていきたいというところから、先ずは値下げの流れを作る為に先行して発表をしたのだろう。中部ミルはさておき、国内大手ミルは即時とはいかない迄も、間違いなく追随する筈である。但し、市中発生がかなり落ち込んでいる中でどんどん下がっていくかとは考えられず、高値に付きすぎているものが修正される程度ではないだろうか。