大幅に下落したLMEの状況から、天井感の出ていたマーケットでも値下げの意識が出てきている。市中の荷動きは相変わらず停滞している事が一層ややこしくしている。本来ならとっくに値下がっている状況でも強気の購入姿勢を見せる一部業者が居たりと、一筋縄ではいかない中、韓国ミルの来月価格が上げと発表され事態は更に混迷を増してしまった。これで韓国向けシッパー筋は現在の無理していた価格が担保されてしまった形で、直近一番で値下げるだろうという予測も一部あった訳だが、それも良く分からなくなってしまった。LME下げの要因であるインドネシアのNi販売量の話についても、一部リークという出所不明の情報であるので、どこまで信憑性があるのか非常に不透明である。
状況は明らかに下げなのだが、下げるにしても一旦冷静に事態を検討する必要がありそうである。