2020年6月29日

6月も終盤に入り輸出シッパーが7月以降の荷出しを睨み集荷意欲を高め、スクラップ発生減も加わり購入単価もじりじりと上積みされてきている。日本の国内ミルも前回の値上げには同調したものの根本的な販売不振は変わっていない為、今のジリ高に追随出来るかは不透明である。現状のまま推移するのであれば、その間にかなりな数量のスクラップが海外に流出するであろうと推測される。