2020年7月6日

輸出シッパーが月内に入り値上げをした事を皮切りに国内のミル及びディーラーも一斉にそれに追随する形になった。
本来の製品市況が悪い中ではあるも、先月より続いている「無い物高」と将来的なステンレススクラップの集荷力の減退を懸念し、国内ミルは値上げを決定した。
スクラップ流通量は6月から明らかに減ってきており、輸出シッパーにおいても契約トン数確保は中々難しく、ある程度利幅を削っても集荷をするという思惑も透けて見える。