2020年11月16日

韓国ポスコの今月価格が据え置きとなる。11月は例年定期炉修があるが購入量は例月並みにあると思われる。
中国のインド向け輸出の影響でアジア地域のコンテナ船が大幅に不足しており、韓国などからも日本向けにスクラップ売却のオファーが散見されるようになってきた。LMEも安定しており、価格に付いてはしばらく小康状態ではなかろうか。
来年中国の鉄とステンレススクラップの輸入解禁を前提として、中小中華系のスクラップディーラーがステンレスを購入に入っている向きもあり、こちらも状況を注視する必要がある。