2022年11月21日

先週の円高からのLME Ni相場が急に高騰し、一時30,000ドル付近まで迫る勢いを見せた。この高騰を受けて今年の3月の様な状況が再現されるのではないかと考える人がいてもおかしくない。実際先週については荷動きが完全に止まってしまった感がある。これは様子見に入った業者が多数いたことが要因であろう。3月の様に300円も視野に入るのではないか?等の考えであろうとは思うも、其の後直ぐに相場は急落しおおよそ元の価格に落ちてきてしまった。月初のNi価格と円相場と足元のNi価格と円相場はほぼ同じである。需給環境を考えてもこの先上がっていく可能性は低いのではないだろうか。