若干LMEが戻してきている事と、やはり中部が下がっていない状況から、全国的に荷動きが様子見も含めてかなり低調になっている。夏枯れと重なって、これは全国的な症状だろう。LMEは先々週よりは回復してきているが、これが更に上目になっていくのであれば中部が下げていない状況と重なり、ひょっとすると値戻しがあるかもしれない。
という事で荷動きが低調なのはまだ続きそうである。
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国内は輸出向け国内向け共に大筋では値下げとなった。全国的にも値下げの一色ではあるも、一部中部だけが不透明になっている。現在の下げ幅では到底足りないのだが、そもそも荷が少ないのは変わっておらず、又不透明な中部の現状を考えると平行か、はたまたもう一段の下げか、最悪値戻しが無いとも言い切れず、これからの展望としてもこれまた不透明である。取りあえず1週間ぐらいは様子見になると思われるので、今週後半からどの様な動きになるか情勢を見極める必要があるだろう。
値下がったLMEも回復の兆しは見えず、15,000ドル台もすぐそこに見えている。韓国向けシッパーも6月にマイナスしていた分の回復を行う為に、値下げを行う公算が高くなってきている。また、国内ミルについても単価の是正を行いたく、いつ値下げになってもおかしくない状況にはなってしまった。全ての需要家は下げに向かってベクトルは合っている。後は、幾らか?という所で、5円なのか10円なのかは未だにはっきりしないが、5円だったとしたら、状況が何も変わらなければ、近日中の追加値下げも十分在り得るだろう。
大幅に下落したLMEの状況から、天井感の出ていたマーケットでも値下げの意識が出てきている。市中の荷動きは相変わらず停滞している事が一層ややこしくしている。本来ならとっくに値下がっている状況でも強気の購入姿勢を見せる一部業者が居たりと、一筋縄ではいかない中、韓国ミルの来月価格が上げと発表され事態は更に混迷を増してしまった。これで韓国向けシッパー筋は現在の無理していた価格が担保されてしまった形で、直近一番で値下げるだろうという予測も一部あった訳だが、それも良く分からなくなってしまった。LME下げの要因であるインドネシアのNi販売量の話についても、一部リークという出所不明の情報であるので、どこまで信憑性があるのか非常に不透明である。
状況は明らかに下げなのだが、下げるにしても一旦冷静に事態を検討する必要がありそうである。
LMEは一時より回復傾向にあるものの全体を底上げするような状況には全くない。当然ながら上値は上がる筈もなく、集荷難から下値をじわじわと切り上げて購入している業者が散見されるも大勢は暫く凪の状態であろう。
むしろ上げも下げもない状態が継続する事は悪い事ではない。余計な神経を使わないのは平和である。
LMEの下落が顕著になった先週であった。月初からすると1500ドル近く下がっている状況で、それでも市中の買値は依然として強気である。確かに工場発生・解体発生ともに流通量が増えておらず、「無い物高」というのはそうなんだが、上値は流石にこれ以上上伸するとは思えず、現在の単価がどこまで持つかという所でポイントではなかろうか。
この調子なら特金は間違いなく今月が天井だろう。しかしながら18-8屑については様々な要因が絡んでいるので何とも言えないが、やはりそろそろ気を付ける必要はあるだろう。
先月は上がり続けていたLMEも、足元若干陰りが出始めている。まだ分からないが一旦この辺りがピークなのではなかろうか。18-8屑は、若干下値が切り上がってきている面もあるが、上値は完全に止まっている。また、特金屑についても今の足元だけを見ると今月がピークという印象を受ける。これから上値が動きそうな要因は見当たらず、むしろ天井感が出ていればこの先は下降局面に入る流れも在り得るだけに、アンテナは貼っておいた方がいいだろう。
韓国ミルの6月価格が発表された。100ウォンの上げだが為替の影響で、日本円としては7円ぐらいの上げにしかならなかった。これで大手シッパーは思い切って価格を上げる事はかなり苦しくなっただろう。また、国内ミルも積極的な価格政策は鳴りを潜めつつあり、上値の上伸も当面は無さそうな感じで、一旦この辺が天井ではないかと思われてきた。ここからジリ上げになるのか、下落に転じるのかは不明だが、どちらの可能性も否定し難い状況ではある。
先週と同様にさほど変化のない1週間ではあった。上がるでもなく下がるでもなく、という状況が続いている。LME自体も張り付いている状況である。
工場発生量等はそんなに悪くないという印象で、物が無いのはそこではなくてオールド屑の方が原因である気がする。解体案件等が一時よりもかなり減っているイメージで、新切れ比率が低い関東・東北エリアは余計に発生量が落ち込んでいる。新切れ比率の高い地域は出し渋りが発生減の原因ではないか。
一旦全体的な10円上げにて状況は落ちついたかに見えるが、市中的には未だ5円程の値上げは在り得るという見方が優勢である。特に中部ミルの価格の高さが現在は主流にであり、そこに合わせると確かに+5円ぐらいは必要なのだが、全ての地域でそれが当てはまるという訳ではない。当面は下げに移行する事は無さそうだが、状況的にこれ以上天井知らずに値上がっていくという事も中々難しいのではないか。バージンで製品を作るよりも安く作れる事をスクラップメリットと呼ぶが、これ以上の値上げはLMEが上昇するならそれも維持されるが、現在の様に停滞しているとスクラップ価格も停滞するというのが普通の考え方である。足元ではそろそ限界に近づいてきている。