中部ミルの値上げ、大手シッパーの追随値上げ等もあり、市中は完全に値上げ一色という状況になってしまった。ここにきて需要家の中でも必要としている先と必要としていない先で対応が分かれてきている。今週は連休を控えている事もあり、荷動き自体は低調に推移しそうであるが、発生自体は一時よりも上向いてきている感触はある。連休中のLME相場がどう動くかもポイントではあるも、基本的にはこの流れで進んでいきそうではある。
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インドネシア初の値上げの件でLMEは、一旦跳ね上がった。18,000ドル台に入り、これまで値上げの外部的要因は無いが、無いもの高からの期待値でスクラップ価格がじり高になっていた状況が、外部的要因が追い付いてきた状況に変わってきた。これで市中の期待値は一段階上がってしまうだろう。対応無しでは荷動きが止まる可能性はある。ただし、海外の買値が上がっている訳では無いので、シッパー等が攻勢をかけるにはかなり心もとないので、一気に跳ね上がっていくという状況にはないだろう。
関東ミルが最近震源地となって全国の市況に影響を与えている。ここ3か月間は先作りも含めて生産量が上がるのと、大江山での事故により自前のFeNiが使用できないため通常より飛躍的にスクラップの使用量が増えており、それを手当てするために躍起になって購入の姿勢を見せているのだが、手あたり次第過ぎて自作自演の市況を作り上げてしまっている。自分で自分の首を絞めている事に早く気付くべきである。
製品価格の上昇を受けて中部特殊鋼ミルがスクラップの値上げを行った。あくまで製品価格に対してなのでスクラップ市況が過熱した結果ではない。しかしながら結果として近隣のミルも同時に値上げを行い、全体的な市況として5円程度の価格上昇は一気に広まる事になった。輸出シッパーも苦しいながらも値上げに付き合わざるを得ないだろう。
実際それ以外での価格上昇要因は正直無い。なのでこれを機に更に上昇に進んでいくという考え方はちょっと違うと思われる。
韓国ミルの来月価格が発表になった。若干の値上げであったが、為替の影響で円建てでは4円のマイナスとなっており、韓国向けシッパーとしてどのような価格政策をしていくかが問われる1週間になりそうである。基本的にはこれ以上値を上げていけるとは思えず、市中の状況を乱すのは中華系の思惑買いのみとなりそうで、それもいつまで続くか微妙なところである。
殆ど動きの無い1週間であった。荷動きが無い訳では無く淡々と流れていった感覚である。韓国向けシッパーも高値は一部に留まり、基本的には価格は停滞期に入った感じである。現状のところLMEはジリジリと下げ方向に向かっているが、円安で何とか円建てだとたもっているので、上げ要素は無く、寧ろいつ下げ方向に向かうのかという懸念もそろそろ出てきてもおかしくなさそうである。
若干のジリ上げはあったものの、基本的には先週は動きがなかった。イラン情勢からの変化もほとんどなく、淡々とした状況である。上げの要素も下げの要素もなく、暫くは同様に淡々とした日々が続きそうである。後は来月以降の韓国ミルの生産量次第ではあるが、大方の予想ではそれもあまり見込めない状況らしい。
最近になって韓国向けのシッパーが多少元気になりつつある。それに触発された様にマーケットは又値上げの期待が大きくなってきている。実際の所、ある一定のラインは超えてきているものの、それ以上は韓国向けシッパーもそうそう上げてこれる状況では無さそうではある。今後もイラン問題次第ではどの様に状況が転ぶか分からない。暫くは混沌とした状況が続く気配が濃厚である。
為替・相場共一時期よりは平静を取り戻しつつある。市中では相変わらず価格上昇があるのではないかという期待は残っているが、ここから更に上値を出す需要家もおらず、一旦そこは勝負アリといった状況ではないだろうか。絶対とは言い難いが、既に踊り場に来ており、今がピークという可能性もある。とすると次は下降局面に入るかもしれない。
相変わらず不安定な状況は続いている。LMEも日によって上下も激しく、為替もしかりで、ここからマーケットがどう動くのか非常に不透明である。マーケットでは上げの期待が大きくなってきているが、各需要家に至ってはそれには反している状況である。確かにマーケットで品薄なのは間違いないのだが、需要自体もそれほど大きくない為に、低いところでマッチングしているとも言える。
不安定という事は何かのタイミングで値下げという事もあり得ない話ではないので、ここから上げ期待をもって品物を溜めて様子を見るというのも何か違う気がする。