最近になって韓国向けのシッパーが多少元気になりつつある。それに触発された様にマーケットは又値上げの期待が大きくなってきている。実際の所、ある一定のラインは超えてきているものの、それ以上は韓国向けシッパーもそうそう上げてこれる状況では無さそうではある。今後もイラン問題次第ではどの様に状況が転ぶか分からない。暫くは混沌とした状況が続く気配が濃厚である。

為替・相場共一時期よりは平静を取り戻しつつある。市中では相変わらず価格上昇があるのではないかという期待は残っているが、ここから更に上値を出す需要家もおらず、一旦そこは勝負アリといった状況ではないだろうか。絶対とは言い難いが、既に踊り場に来ており、今がピークという可能性もある。とすると次は下降局面に入るかもしれない。

相変わらず不安定な状況は続いている。LMEも日によって上下も激しく、為替もしかりで、ここからマーケットがどう動くのか非常に不透明である。マーケットでは上げの期待が大きくなってきているが、各需要家に至ってはそれには反している状況である。確かにマーケットで品薄なのは間違いないのだが、需要自体もそれほど大きくない為に、低いところでマッチングしているとも言える。
不安定という事は何かのタイミングで値下げという事もあり得ない話ではないので、ここから上げ期待をもって品物を溜めて様子を見るというのも何か違う気がする。

値上げは一旦落ち着いたが、マーケットには更なる追加値上げ期待が蔓延している。状況からすると不安定なLME相場が先週末に大幅な下げになっており、今週も引き続き下げ方向に動きそうな感じになっている。為替は再度円安方向に向かっているが、依然として不安定な状況で、果たして需要家が価格の上げに突き進むかは非常に難しくなっている。やはり過度な期待は持つべきではなさそうで、LMEの動き次第では上げどころか下げという方向性も出て来るかもしれない。

市中の荷動きは始まった。完全ではないにしても,
ある程度ここらが良いころ合いであると考える業者さんが増えた証拠である。先週末にLMEが久々に18,000ドルを超えた。しかしながら急激な円高にもなっており、これが一概に上値に続くかとは言い難い。相場や為替は非常に不安定で、様子を見ている間に状況は刻々と変わっていくだろう。それが上振れるか下振れるかは賭けの様でもある。このような時こそ堅実な考えを持つべきである。

国内需要家は概ね先月末値下がった価格+15円で出揃った。ここからどうなるかであるが、LMEに目を移してみると、先週述べたように18,000ドルを天辺としてそこを超える日は無くなった。国内需要家の購入意欲とLME相場と市中価格との整合性を考えると、この+15円程が現在足元では妥当な価格であろう。勿論スクラップの発生は少ないままで、マーケット需給は引き締まったままなので、ここから若干の上げはあるかもしれないが、そこまで過度な上昇期待は意味がないだろう。

昨年末に値下げになった市況だが、正月休み中に大幅な値上げになったLME Ni価格に対応してマーケットはその動きを止めた。全国的に荷動きは低調で、完全に先高感を見越している状況である。
先週迄のLMEの動きを見る限り、18,000ドルが一つの指標になっている感じがする。ここを分水嶺として売りが入っていると見て取れる。現に先週18,000ドルを超えた翌日には1,500ドルの下げとなっていた。ここから市中価格を紐解くと値下がった価格から+15円ぐらいが妥当な線ではないかと思われる。際限無く上がっていくとは考えない方がいいだろう。突然のしっぺ返しを喰らう可能性は否定出来ない。

12/1から大半のメーカーは5円の値下げを行い、シッパー勢に支える動きもないため、この値下げはマーケットで許容される筈だったが、11月中旬辺りから市中でのスクラップ発生が目に見えて減ってきたのと絡み、直ぐに値戻しするだろうという考え方を持った方が一定数おり、結論としてマーケット自体が止まってしまった。これから12月終盤にかけてだが、流通量自体の回復は見られず、非常に淡々とした盛り上がりに欠ける状況になっている。価格的にも値戻しが行われるような状況でもなく、寧ろ様子見をしている間に値下がりの方向に向かう可能性の方が高い様な気がしている。

先週からLMEが下落の一途を辿っていたが、それに呼応したかは不明だが、大手韓国向けシッパーが5円の値下げを発表した。先月から強くもない状況でじりじりと価格は上昇していたが、国内外の需要家の勢いはやはりパッとせずに、数量の削減は必須の事項となっているのだろう。結果的に円安ではあるものの数量のカットに耐え切れず、価格を下げていきたいというところから、先ずは値下げの流れを作る為に先行して発表をしたのだろう。中部ミルはさておき、国内大手ミルは即時とはいかない迄も、間違いなく追随する筈である。但し、市中発生がかなり落ち込んでいる中でどんどん下がっていくかとは考えられず、高値に付きすぎているものが修正される程度ではないだろうか。

先週末に中部ミルが5円値上げの方針を打ち出した。その件で2~3日全国的に動揺が見られたが、中部以外の地域は意外と平静を保っている。全く無関係ではないが対岸の火事の様な感じで眺めている状況だ。全国的な市中価格を見てもここだけ異質であり、足元との乖離が激しいので寧ろリアリティがないのだろう。これから12月にかけて上がっていくイメージは付かず、何処かで折り合いが付いてくるのではないだろうか。