各輸出シッパーについても概ね5円下げで落ち着き、とりあえずは小康状態になっている。荷動き自体は先月の下げ前の入荷分が月初にあったものの例月並みというところ。
韓国ミルの今月価格が発表されたが、意外にも据え置き。これとLMEが15000ドル復活なども有り、この先大手輸出シッパーが値戻しということもあるやもしれない。

輸出シッパー及び国内ミル、問屋筋迄も概ねほとんどが5円下げにて10月スタートを切った。LMEに付いては14000ドル前半で小康を保っている。LMEが動かなければ暫くこのバランスで市況は保たれると思われるも、発生屑の品薄感が薄れている訳ではないので、国内ミルはともかく輸出シッパー群がそれを理由に値戻しすることになれば、又一波乱ありそうではある。

LMEがピークより約1500ドル程下落し、それに合わせて大手シッパーが10/1より5円下げをアナウンス。しばらく続いた上昇局面から下降局面に移行の兆しが出てきた。これを受けて国内大手ミルに付いても10/1より5円下げを確定。他のミルについても概ね追随することが予想される。今後のLME Ni相場の下落が続くようならば、もう一段の下げも有りうるだろう。

先週大手輸出シッパーが5円値上げに踏み切り、今週より国内ミルについても大まかには追随しマーケット的なバランスは変わらずである。但し、先週よりLME相場が下落に転じており直近では最大1000ドルの下げとなっていることを踏まえると、そろそろ値上げについても天井感は感じられるようになってきている。無い物高の集荷単価競争も一旦落ち着きを見せるであろうか?

2020年9月7日

中国のステンレス増産からインドネシアのNPIとの需給が逆転、インドネシアがNPI不足分をスクラップ屑にて充足させる動きがある。又、インドでのステンレススクラップの需要の高まりを受けて東南アジア・台湾・韓国よりスクラップが抜けており、その分前記の国へ日本のスクラップが求められてきつつある。
海外のスクラップ需要の高まりが今後とも続くと考えると、苦しい状況ではあるも日本のミルについても今後の長期の原料調達を踏まえて行動しなければならない時期が来ているのではないだろうか。

大手輸出シッパーの値上げを受けて、国内ミルについても発表はしないものの粗追随が決定し、概ね5円上げで落ち着いた。
但しNi高は続いており15000ドルも突破、更に韓国ミルのスクラップ在庫減少を受けて、韓国ディーラー及び日本シッパーにも納入前倒しの要請がきているうわさもあり、9月についても集荷の競争は過熱しそうな雰囲気がある。

予想を裏切り、大手シッパーが値上げを行った。LMEのNi価格からみれば妥当ではあるものの、売上不振の国内ミルからみれば招かざる値上げの繰り返しである。国内ミルの需給からみれば原料としてのスクラップは現状それ程の必要性がないことから値上げには否定的ではあるものの、マーケットの大勢には逸脱はしない方針ではある。
LMEニッケル価格もじりじりと値を上げてきており、今後についても輸出シッパーが上げて国内ミルが追随するという図式はしばらく続きそうである。

盆前に韓国ミルの価格発表があるも微妙な4円上げに留まり、盆中のLMEのNi価格も目立った増減はなかった。当初韓国ミルの上げ幅で盆明けの値上げも期待されるも、以上の状況で今月は様子見ムードが高まっている。
大手シッパーもこの韓国ミルの単価では追加上げは難しいと思われる。
これから月末にかけてLMEが大幅上げになれば単価は分からないものの、現状を逸脱しないのであれば値上げはあまり期待できないであろう。

7月末に大手シッパーが5円値上げを皮切りに、国内ミル・ディーラーは揃って追随にて結果的には全体として5円上げで落ち着いた。NiのLME価格も14000ドルを超えて、盆明けに韓国ミルの価格がどれほどの上げになるかで、もう一段の値上げがあるかどうかに注目が集まる。

2020年8月3日

7月は最後に大手輸出シッパーが5円の値上げにて終了。韓国ミルの8月生産量回復を受けての処置と思われる。LMEのNi価格も13000ドル後半にて、市場では値上げ期待からスクラップの流通量が一時的に減少している。
注目は8月になり国内ミルが追随するかどうか。業績見通しから言えば値上げしたくないのが本音だと思われるも、直納筋からの圧力も有り、引きずられることになるであろうと思われる。