LME Ni価格及び各国内ミル・輸出シッパーの購入価格は一切動かない表面上穏やかな月となってしまった。しかしながら、水面下での裏値合戦は熾烈を極めていたように思える。全ての購入価格が@150前後であるにも関わらず、一般的な問屋の購入価格として@155迄吊り上がっていた。これからの第一四半期の生産、販売が好調になってきている国内ミルがスクラップの集荷にかなり力を入れてきているのが一つの要因で、来月についても特段のトピックスがなければ、建値は上げたくないが集荷はしたい国内ミルが一つの指標になりそうである。
新着情報
4月に入って建値自体は一切変わらないにも関わらず、水面下では熾烈な単価競争が行われている。一方大手輸出シッパーに付いては、韓国ミルの生産減・設備トラブルの影響はあまり感じられないも、積極的な購入にも動いていない。
国内ミルについては今後の生産計画も順調であり、積極購入が続いている。
韓国ミルのNi系生産量が減少に移っている模様。且つ、ラインの一部でトラブルが有ったようで、来月のスクラップ購入はスキップになるという話も出ている。それが事実だとすると国内輸出シッパー大手はじめ何社かの勢いは益々なくなってくるだろう。現状高買いをしている台湾向けのシッパーについてもNi相場の上昇時には単価の算出方法の違いからアドバンテージが無くなってくるので、後は国内ミルがどこまでこの時期に購入意欲を示すかがポイントになるだろう。
前回とても静かであるとコメントしたが、そのままで4月に入っている。但し、この前まで国内市況をけん引してきた輸出シッパーの動きが鈍くなり、逆に生産を増やしつつある国内ミルの水面下での動きが活発になってきている。どこのミルについても輸出シッパーの玉を如何にして奪うかという事で腐心しているが、その過程で同じ国内ミル同士での奪い合いもそこかしこで出てきている。今後の市況のけん引役は国内ミルではないかと思われる。
現状静かである。4月に入って価格がどうなるかは全く道筋が見えていない。このまま平行が一番濃厚である。Niの相場に対してステンレスの価格は決して適正ではなく安いままではあるので今後スクラップの需要が少なからずある国内ミルが単独で値下げに踏み切ることは考えづらい。
4月から年度が変わり、これからは輸出向けの玉を狙う国内ミルと若干状況が悪くなってきている輸出シッパーによる玉の争奪戦になるだろうと思われる。
市況は3月に10円下がったところでLMEも16000ドル前後で下げ止まり一服感が出ている。韓国国内ミルの動きがスクラップからNPIへ移ってきている為に、これから4月にかけて更なる下げがあるという見方と、フェロクロムの4~6月のベンチマークが38セント上げという大幅な値上げとなり、下げ止まりの材料になるとの見方もある。どちらにしてもよほどのことが無い限り月内の動きは無いと思われる。
先週大手国内ミルの5円下げを皮切りに、大手輸出シッパー及び他の国内ミルについても5円下げで今週を迎えている。LMEに付いても着実にNi相場は下落しており16000ドル前後にて推移、一部輸出シッパーに付いては韓国ミルの値上げもから値戻しも有るかと思われたが、どうも来月の単価が大幅に下がるとの見通しから現状落ち着いている。
市況に付いては今回の5円下げで全てスクラップが出きっているとは思えず、現状様子見になっている。
3月第一週目の後半3日間でLMENi相場は2000ドルの下落を示した。各輸出シッパー及び国内ミルに付いては値下げの様子見に入るも、どうやら大手輸出シッパーが週明けて10円の値下げをアナウンス、値下げに入る模様で、これに対して各シッパー・国内ミルはこれに追随するという図式になる模様。このまま相場は下がり続けていくのか、一旦下げ止まるのか、どちらにしても暫くは落ち着かなさそうである。
2月に入って一旦は下げになったLMEだが、締まってみれば先月より600ドル以上のあげになった。但し最終日に大幅な下げを付けているので3月スタートはどうなるのか注意が必要である。
確かにLMEの価格からするとステンレススクラップの単価は未だ低い水準ではある。ここのところから再度の値上げが有るのではないかという考えと、もう限界なのではやいところ処分したいという考えに市中では分かれている。
先々週旧正月明けの前倒しで値上げという認識であったところ、急転直下先週末に再度の値上げを大手シッパーが行い、本日から国内ミルについても即追随という形になった。実に2月の値上げは15円に上り、昨年12月より計30円の上げとなっている。
ベースになるNiのLME相場についても19000ドルを突破し未だ上がり続けている。実需の裏付けはあるにしてもいつこのバブルは弾けるのか、すでに警戒している人達も多い。