ステンレススクラップの市中発生減、国内ミルの需要も相変わらずで、購買意欲減が継続。
新型コロナウイルスの影響による景気減退も先が読めない状況の中、為替や価格指標としてのLMEニッケル相場の乱高下により、足元は先安観が漂い始めている。
それを受けて3月半ばにおいて国内メーカー炉前価格の値下げの可能性は急速に強まっている。
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LMEニッケル価格が12,000ドル台前半に推移。スクラップ相場は弱含みにて3月に入った。2月国内メーカーは堅調な輸出業者の買い入れ価格に同調せず様子見を続けてきたが、3月に入り市中品薄承知でも、NI足元安・円高・製品需要の減退もあり値下げに踏み切るかという状況となっている。